くまくるまるしぇの概要

 遊食祭「くまくるまるしぇ」は、久万高原町の若手商工業者たちが「商店街に賑わいを!」と始めた「軽トラ市」形式の定例市です。

久万(くま)に車(くるま)でお客様が来る(くる)。久万(くま)で車(くるま)を使って開催する市(マルシェ)。そして、お客様が久万高原町(くま)のゆったりした雰囲気に包まれて(くるまる)楽しんでいただきたいという意味で「くまくるまるしぇ」と名づけました。

 軽トラ市とは、軽トラの荷台を店舗に見立てた朝市として2005年に岩手県の雫石町商工会が開催したことに端を発し、現在では全国各地で盛んに開催されています。

 遊食祭「くまくるまるしぇ」は、毎月第4日曜日に定期開催しております。
季節ごとのテーマや、久万高原ならではのコンセプトでさまざまなお店が出店しています。
さわやかな高原の空気の中で、ゆったりのんびり、お買い物や出店者との触れ合いをお楽しみください。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【開催経緯】
久万高原町商工会では、愛媛県から平成24年度商工会等地域活性化支援事業の採択をいただき「久万町商店街にぎわい再生戦略策定委員会」を設け、若手後継者が主役となって商店街の賑わいを再生すべく取り組みを行ってまいりました。その過程で「まずは、ひとが集まる仕掛けを試してみよう!」という企画が持ち上がり、三坂道路開通に伴い商工会青年部で結成したGO!30minutes久万高原実行委員会が主催となり、三坂道路開通からちょうど1年となった2013年3月17日(日)に「久万高原発 四国のおへそで軽トラ市」を開催致しました。この軽トラ市は天候にも恵まれ予想を超える来場者があり、大変な盛況ぶりでした。

 GO!30minutes久万高原実行委員会は当初の目的を達成したため、2013年3月末をもって解散しましたが、その志を受け継ぎ、また地域の皆さまのご期待に応えるべく若手後継者の有志が遊食祭プロジェクトチームを同年4月1日に結成し、現在では久万町商店街の任意組織「くまタウン連盟」の内部プロジェクトとして、また名称も「遊食祭くまくるまるしぇ」と改め、毎月第4日曜日に定期市を開催する企画へと育んでおります。

【久万町商店街とは】
西日本最高峰石鎚山・聖清面河渓・日本三大に数えられる四国カルスト・仁淀ブルーで全国区となった仁淀川の最源流である面河川での川遊びのメッカ御三戸、プラネタリウムを備えた天体観測館やユニークな企画展で有名な久万美術館など、観光名所あふれる久万高原町の玄関口に位置するのが久万町商店街です。古くは土佐街道の宿場町や44番札所の門前町として。近代に入ってからは西日本最大規模の牛市や、杉・ヒノキなどの良材の産出・集積地として、多くの旅館や商店が林立し大変賑わっていました。
遊食祭くまくるまるしぇは、
築100年以上の醸造蔵や木造三階建住宅、石造りの遍路道標などの遺る、魅力あふれる商店街を約500mに亘って歩行者天国として開放し、「朝市」を開催いたします。